プロローグ

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地球上のとある街にて 都会の人混みの中、二人の青年が話をしながら歩いている。 「や~っと、今週の授業も終わったぁ。後は家に帰って遊ぶだけ♪」 「ったく。ユウセイはいつも授業中、寝てるだけじゃないか。少しは勉強したら?」 「ヒロキ、堅いこというなよ。勉強だけじゃあつまんないぜ?」 「それ、ユウセイが言うと説得力無いんだけど?」 「にしし。バレたか。」 「バレたか。じゃないよ。まったく。」 二人は多少冗談を言いながら、いつも通り、それぞれの家に帰るとこだった。 そう、いつも通りの事だったのだ。 ここまでは。 二人が分かれ道まで歩き、別れようとしたその時だった。 『アナザーゲート』 二人の前に突然、扉が現れた。 「な、なんだよ。コレ。」 「扉?」 二人が驚いていると、扉が急に開き風が吹いてきた。そして、青年逹は扉へと吸い込まれていった。
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