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「よっ…しゃ。これで…ノルマ達成だ。」
「はぁ…はぁ…。やっと、終わりましたわね。」
「もう…動けないよ。」
広大な草原で少年逹は疲れ果てている。
その傍らにはモンスターが倒れ込んでいた。「なぁ。やっぱりあと最低1人か2人、メンバーに加えないか?」
「そ、そうだよ。他のパーティーはある程度メンバーは居るのにウチだけ、3人はキツイよ。」
「二人共そうは言いますけど、もう余りのメンバーは居ませんのよ。何処から連れてくるんですの?」
3人が言い争っていると、その内の1人が何かに気付く。
「アレス君、セリアちゃん。あそこになにか居るよ?」
「なんだ?レーナ。ん?あれは…」
「人が倒れてますわ。」
3人は倒れてる人の下へ駆け寄る。
「とにかく学園に運ぼう。」
「ええ。」
「うん。」
3人はそれぞれ首飾りを取り出し何かを唱える。
『ウインドムーヴ』
すると、彼らの体が光りだし、空へ飛び立った。
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