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世界から存在が欠落してから、3日間なんてあっという間に過ぎていった。
今日はその最終日、3日目だ。
その頃には持ち前の性格で皆とも大分打ち解けていつもとなんら変わらない対応をしてくれるようになっていた。
相変わらず声は出ないし、足も針を刺すように傷む。
そして今日、自分はこのままでは消えてしまうんだと思うと気分は沈みがちだった。
「今日は元気ねぇじゃん?どうしたんだ?」
「ホントですね。何かあったんですか?」
「さぁな。」
どうすれば自分は消えずに済む?
寧ろどうすればこの人たちが大切だということが証明出来るんだろう?
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