51人が本棚に入れています
本棚に追加
ゆうと私の自己紹介も終わり、終始にぎやかな雰囲気で時間は過ぎていった。
さらに時間は過ぎ、話の内容は哲学的になってきた。
「人生って何だ?」
「いい男って?」
最初は何だこの話は、何だこの人たちはって思っていたけど、次第にのめり込んでいった。
私はこういう答えのない話を考えるのが好きらしい。
立派な変わり者だ。
けれど、このような話題はやはり一般的には変だ。
気づけば話しているのは隆史と健と私だけになっていた。この状況に3人は顔を見合わせて笑った。
打ち解けられるか心配だったけど、驚くほどすぐに馴染んでいた。
今考えてもいい出逢いができたと思う。強引に誘ってくれたゆうに感謝だ。
最初のコメントを投稿しよう!