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そういえば、バレンタインに僕の交際の申し込みの返事をくれたんだった。
「聡美・・ごめん・・全然忘れてた。聡美の事分かっててプロポーズなんてした僕が悪かったってずっと思ってたんだ。だから避けられてるんだって思ってた。」
うれし涙なのか、ボロボロと大粒の涙をこぼす彼女。
思わず抱きしめてキスをする。
先ほどのチョコの甘さが残る口の中に彼女のしょっぱい涙が流れてくる。
「結婚して下さい。」
涙でくしゃくしゃの彼女にもう一度プロポーズをした。
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