返品ご遠慮ねがいます
12/13
読書設定
目次
前へ
/
13ページ
次へ
彼女はコクリとうなづくと、エプロンからごそごそと何かを取り出した。 「それではこちらに受け取りのサインと捺印をお願いします。」 彼女が取り出したのは婚姻届だった。 「返品はご遠慮願います。」 涙顔の彼女がいたずらっぽく微笑む。 当たり前だ。こんな素敵なプレゼントを返品する奴がどこに居る。 僕はもう一度彼女を強く抱きしめると、「いつまでも一緒にいような。」と誓いの言葉を述べた。
/
13ページ
最初のコメントを投稿しよう!
8人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
2(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!