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ドアを開けると部屋を間違えたかと驚いた。 「な・・なんだコレ。」 玄関に積まれたダンボールの山が中途半端に開けられた状態で放置されている。 唖然として立っていると、 「早すぎる~!」 とキッチンの方から彼女が現れた。 「聡美!なんで・・なんだコレ!」 確かに彼女には合鍵を渡してはいたが、連絡もなしに家に来ることはなかったし、まさかこんなダンボールの山に混ざって現れるとは、想像を絶していた。
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