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ヤキソバパンから始まり、
送り迎えまでさせられたおかげで毎日大変だった。
その分時間が過ぎるのがすごく早く感じた。
好きな人と一緒だからか?あんまり幸せを感じないが…
3週間くらいたったある日の昼休み、いつも通りヤキソバパンを買いに行こうとしたところを、詩帆に呼ばれた。
「頼人。ちょっといいかな?」
「え。ああ。」
何か緊迫した雰囲気の中、無言で詩帆についていく。あの日以来、詩帆とはまだ壁ができたままでかなり気まずい。
中庭まで出て隅の方まで2人で歩いた。
そして、
「いきなりごめんね。聞きたいことがあってさ。」
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