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真樹ちゃんは理絵ちゃんのグループに近づくと、理絵ちゃんと二、三言、言葉を交わして、帰ってきた。
真樹ちゃんが去った後、理絵ちゃんは顔を両手で覆って泣き出した。
理絵ちゃんの周りいた友達が、理絵ちゃんの肩に手を置いて、慰め始めていた。
「なにをしてきたの?」
戻ってきた真樹ちゃんに薫ちゃんが聞いた。
「私も光太が好きになった事を、言ってきた」
「強いね~。真樹は」
薫ちゃんが感心したように言った。
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