文化祭前
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光太くんは真っ直ぐに理絵ちゃんのところへ向かった。 「理絵、どうした?」 真樹ちゃんは、その光太くんの声を聞いて、ビクっと震えた。 「ちょっと……ごめん。出るわ」 真樹ちゃんはいたたまれないのだろう、うつむきながらそう言って、逃げるように教室を出た。 私は教室を出る真樹ちゃんと、理絵ちゃんの隣に座り、理絵ちゃんの声を一生懸命聞こうとしている光太くんを交互に見た。
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