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翌日、昨日一緒にプレーをした先輩達、監督、友達などたくさんの人がお見舞いに来てくれた。
だが、死とゆう現実を受け入れることが出来ない翼は話すことすらしなかった。
夜になり父が病室に入って来た。
父「なぁ、翼。人生ではしょうがないことだってあるんだよ。辛いかも知れないけどあと1年楽しく生きようぜ。翼が生まれてよかったって思うような人生にしようぜ。」
親父は明るく言ってくれた。
翼「俺、国立で試合したい。それで日本一になりたい。」
泣きながら親父に話した。
父「そっか。けどサッカーをすること自体が危険だぞ?」
翼「そんなの関係ないよ。俺は自分のやりたいことをやる。」
父「わかった。俺が医者には伝えとく。そのかわり絶対に諦めるなよ。」
翼「当たり前だよ。親父、ありがとう。」
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