FP的な退職金の話

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FP的な退職金の話

退職金について皆さんあまり知らないようなのでちょっと説明します。 サラリーマンの場合 退職のタイミングは三パターン ①60歳で退職し一時的に退職金を受け取り65歳まで再雇用 ②65歳で退職し退職金を受け取り ③生涯働き続ける ①②③のどれなのかは会社が決めることなので自分で確認しましょう。一般的には①が多いです。③はほとんどありません。 退職金はいくらなのか?という話になりますが、退職金規定というものがあります。 簡単に言えば会社の法律で退職金額をいくらにするかを決める規定です。 法律ですから絶対的な強制力があります。 もし、退職で1000万円貰えるのを会社が500万円だけ渡したとしたら残りの500万円を請求できます。会社が潰れても請求できます。 給料と同じで支払わなくてはいけない優先順位が高いのです。 さて規定ですが見せてくれない時があります。頑張りましょう。 この規定ですが、たいして考えて作っていない会社があります。日生やら第一が退職金制度を作るのに適当な規定をフォーマットで持って行ってやっちゃってるケースがあります。 会社規模から考えても不釣り合いな金額になってますから大問題になります。 国内生保は仕事が適当だからこうなります。社員から知ったことでは無いのできちんと請求しましょう。 脱線しましたが、退職金の平均額についてちょっと書きます。 平均額は二千万円と報道されますが、一流企業の平均です。 上場していない企業ならば三百万円は越えないくらいです。 規定が無くて社長が決める事も多いです。 公務員なら二千万円くらいです。当然ですが職種にもよります。 まずは、退職等を調べましょう。
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