第二十三章/弔い合戦

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蒼野のパンチを いくら受けても 立ち上がる藤近に 蒼野は次第に・・・ 自信から恐怖へと 変わっていた!! (蒼野) 『はぁはぁ・・・ な...何故だ!? あれだけのパンチを 受けて・・・ 何故立ち上がれる!?』 (藤近) 『ハァハァ・・・ なんでかな!? テメぇが沈んだら 教えてやるぜ!!』 [オラァーッ!!!] 藤近は最後の決めに パンチを出す!! だが!! 蒼野は・・・ (蒼野) 『やはり!! 俺の方が上だ!!』 蒼野は藤近の 渾身のパンチを 交わし 逆にカウンターを 狙おうとした 次の瞬間!!?? [ドガッ!!] 藤近の強烈な 頭突きが 決まった!!! そして二人の死闘に 勝負がついた・・・ 倒れた蒼野は・・・ (蒼野) 『ハァハァ・・・ な...何故だ... 技術もスピードも 全て俺の方が 上のはずだ!! なのに何故....』 (近藤) 『確かに・・・ テメぇの方が 技術もスピードも 上だ・・・ リングの上なら 間違いなくテメぇが 勝ってたよ・・・ だがこれは・・・ 喧嘩だ!! それに・・・ テメぇと俺とじゃ 圧倒的に 違う物があんだよ!! お前に無くて・・・ 俺にある物がな・・・』 (蒼野) 『ハァハァ・・・ 俺に無い物だと!?』 ・・・続image=54639862.jpg
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