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坂本 ヒロシや
柏木 竜一に
別れを告げた後
太田と藤近は
駅に向かって
歩いていた・・・
(太田)
『なぁ・・・
慶!!
今回は・・・
坂本さん達が
来なかったら
どうなってたかな?』
(藤近)
『あぁ・・・
多分死んでたな
やっぱり・・・
仲間がいるってのは
いいもんだな・・・』
(太田)
『そうだな・・・
てかさっきよ・・・
渡り鳥を見たんだよ!!』
(藤近)
『それが・・・
どうかしたのか??』
(太田)
『いやな・・・
渡り鳥を見て
フッと思ったんだよ
この街を危うく
してるのは・・・
俺らなんかじゃない
のかなって・・・
現に俺らが・・・
この稲林に来てから
戦争が増えたし
ましては隣町と
抗争になるなんて
無かっただろうし・・・』
(藤近)
『それと・・・
渡り鳥が
なに関係あんのよ??』
(太田)
『渡り鳥ってのは
何で色んな所に
渡るかって
言ったらさ・・・
今よりいい環境に
住みたい他にさ
【強敵に狙われない】
ようにらしいんだよ・・・
だから・・・
この街が危なく
なるのが・・・
俺らのせいだと
したら・・・
俺らも
渡り鳥みたいに・・・』
(藤近)
『そうか・・・
まぁ今日は
帰ってゆっくり
休もう・・・』
(太田)
『あぁ・・・
そうだな・・・』
こうして・・・
藤近と太田は
家路についた・・・
渡り鳥の話しを
しながら・・・
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