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聞いたって本当のことは言ってくれないけど、それでも伝わってるからいいんだ。
「あんたは本当にあぶなかっしいんだから!」
心配してくれるんだ。それが嬉しい。
だから、俺はミナホのこと大好きなんだ。
「ねーねー、ミナホはどうするの?」
「私?私は…とりあえず大学行くの。短大。」
俺は高校。
ミナホは大学生。
別々の場所で暮らすことになるけど、俺は絶対ミナホだって自信があった。
ミナホは、どうかな?
俺が、地元高校じゃないことをちょっと残念がってたっぽいから、もちろんミナホは否定したけど。
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