年上の彼女!

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*** 「タケル~いきなり呼び出して何?」 二月も後半。 学校は特に行かなくていいからどっちも暇してる。 受験勉強? 聞いちゃ駄目! 「ミナホ、この前言ってたお守り!」 俺はミナホにお守りを渡す。 けど、ミナホは困ったように笑った。 「タケル。ごめん…私大学推薦で受かってるから、勉強関係ないんだ。」 「へぇ!?」 「それに…大学って言うか…専門校って言うか…ま、そういうこと」 じゃ、俺のお守り要らないのかな…でも 「もってて!」 「これは受け取るわ。」 二人の声が重なった。
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