Distance<幼なじみの距離>

2/14
16人が本棚に入れています
本棚に追加
/54ページ
真苗「あら、琉哉くん。 哀希を起こしてくれたのね、 ありがとう。 助かったわぁ。」 そう言って真苗ママ… 私のママはにっこりと笑って 手を合わせた。 テーブルには いつものメンバー…って 言っても、 琉哉のパパと私のパパは 朝が早いからもういない。 いつものメンバーとは… 波枝ママと真苗ママと 琉哉と私の4人。 あ、波枝ママっていうのは わかってると思うけれど、 琉哉のママ。 波枝ママ「いいのよ~。 琉哉使ったってさぁ! バイト代払わなくていいんだし、 いっぱい使っちゃえばいいのよ。 ねぇ、琉哉。」 そういって琉哉の肩をバンバンと叩く波枝ママ。 琉哉「波枝ママは 本当に人使い荒いけど、 真苗ママはもっと使ってもいいんだよ。」 そう言ってにっこりと 笑う琉哉。 波枝ママ「んまっ、生意気ねぇ~。」 そう言いながらも 笑ってる波枝ママ、 ホントに仲がいいのがよくわかる。 琉哉のママは、 うちのママとは違って、 サバサバしてて… かっこいいママ。 .
/54ページ

最初のコメントを投稿しよう!