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真苗「あら、琉哉くん。
哀希を起こしてくれたのね、
ありがとう。
助かったわぁ。」
そう言って真苗ママ…
私のママはにっこりと笑って
手を合わせた。
テーブルには
いつものメンバー…って
言っても、
琉哉のパパと私のパパは
朝が早いからもういない。
いつものメンバーとは…
波枝ママと真苗ママと
琉哉と私の4人。
あ、波枝ママっていうのは
わかってると思うけれど、
琉哉のママ。
波枝ママ「いいのよ~。
琉哉使ったってさぁ!
バイト代払わなくていいんだし、
いっぱい使っちゃえばいいのよ。
ねぇ、琉哉。」
そういって琉哉の肩をバンバンと叩く波枝ママ。
琉哉「波枝ママは
本当に人使い荒いけど、
真苗ママはもっと使ってもいいんだよ。」
そう言ってにっこりと
笑う琉哉。
波枝ママ「んまっ、生意気ねぇ~。」
そう言いながらも
笑ってる波枝ママ、
ホントに仲がいいのがよくわかる。
琉哉のママは、
うちのママとは違って、
サバサバしてて…
かっこいいママ。
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