迎え

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「総司が敷いたんだ」 「沖田さんが・・・」 驚いた。 「俺は止めとけって言ったんだが、"文さんにはいつもお世話になってるから"って言って・・・」 嬉しかった。 私の看病を、彼はありがたく思っている。 それが確かめられた。 お礼に行こうと思った私を、土方さんは止めた。 「総司はもう寝てる。お前も寝てろ。明日から隊の賄いの方もやってもらうから、早いぞ」 「分かりました」 そう言って私は布団をかぶった。 「お休み」 土方さんは言った。 「お休みなさい・・・」 私も眠りかけながらも返した。 その日の夢で、私は土方さんと沖田さんと一緒にいた。 何をするわけでもなかったが、とても幸せな気分に包まれていたことは覚えている。 .
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