“季節”
3/9
読書設定
目次
前へ
/
60ページ
次へ
「お早う、ナオちゃん」 軽く息を弾ませながらも、 ルイの笑顔の中には、 駆け足で来たその疲れを 感じさせない力があった。 それ所か、 屋上へ降り注ぐ浅い光が、 ダークピンクのヘアピンで 横に揃えられた前髪に 眩しく反射して、 彼女の表情を にわかに際立たせていた。 悪戯な笑みを浮かべ、 持っていた水色の弁当箱を ナオの頭にコツンと乗せると、 半分呆れた笑顔と口調で ルイは続けた。
/
60ページ
最初のコメントを投稿しよう!
1人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
0(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!