第三章

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  次に目が覚めたのは午前4時半。結局またもやテレビを見損ねた。 でも昨日ほど残念じゃない…… 理由はわかっている。今の俺にはそれよりも大きな問題があるから。 確かに悠斗が四季の一員だったというのもあるけど、俺にとってはそれよりも大問題。 偶然の早起きのおかけで宿題を終えられた俺は、朝から気分がよかった。 が、それはついさっきまで。 鞄の中身を入れ換えていたところ白い薄っぺらな封筒…… ヤッさんから秋野先生への手紙を発見したからだ。
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