第一章 "悪役から出て来る物語ってベタですか?""

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明朝を告げる小鳥の鳴き声が鳴り響く訳もなく、只無機質な機械の音が無造作に書類が散らばった部屋から発せられていた。 ガーッガーッガーッ ???「ククク、これで完成ですね。」 ???2「あぁ、遂に終わったな。」 ???「これでやっと‥‥」 男達は満足そうに呟いた。 ここに人が訪れる事は無い。何故なら、ここは昔行われた地球軍と魔法軍が戦闘を行った"第三危険地区"人はおろか動物は愚か植物も存在していない。
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