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「上地君大丈夫?」
俺達は今、普通に舗道された道を歩いている。
普通の方が逆に危険じゃないと思ったからである。
「全然平気ですよ。それより剛兄の方が心配……」
「え?野久保くんじゃなくて?」
「こういう時性格は確りしてるけど、運動はてんで駄目なんです」
」
「うわ~…」
あれだけ頼りになりそうだったつるのさんが………
「電話してみる?」
不安そうな顔をしていたのが、いつも通りの太陽のようになり必死でうなずく。
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