【レストランそれぞれのそれ】

2/5
114人が本棚に入れています
本棚に追加
/65ページ
とあるレストラン。 何故だか執拗にしりとりをやりたがるKと、それをめんどくさがるJのやりとり。 K「俺さあ、しりとりしたいんだよね、お前と!」 J「突然何よ。しりとり?何で?まあ、よくわかんないけど、いいよ。やるよ」 K「良し、度胸だけは認めてやる。だがお前の実力じゃぁ、俺には勝てっこねぇよ!出直して来な!」 J「何、何、何?何で?先に言い出したのはそっちじゃないか」 K「勝ち目のない勝負とわかっていて、なお挑んでくるとは。貴様、いい度胸だ!」 J「だから!もう誰だよお前。お前のそのキャラは何キャラだ!」 K「大 吟 醸 だ!」 J「……誰でもいいけどさ」 K「さ、三代目のお許しが出たところで」 J「出てないよ?三代目って誰だよ」 K「余計なことを訊くな!何が目的だ?さては、女バニからの刺客か!」 J「勝手に話が進みすぎてて、全く付いて行けないよ。今、何設定なの?この空間は」 K「はは~ん……そうやって、煙に巻こうって魂胆か。なかなか口の達者な奴だな、貴様」 J「待て待て待て。どっちかというと今、俺の方が煙に巻かれ気味よ?」 K「良し、分かった。じゃあ、しりとりしようぜ!」 J「全然噛み合ってないし、何を分かったんだよお前は。やだよもう、めんどくさい」 K「いいじゃん、やろうよ。しりとり嫌い?」 J「いや、別に嫌いじゃないけど、どうしようかな」
/65ページ

最初のコメントを投稿しよう!