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とあるレストラン。
何故だか執拗にしりとりをやりたがるKと、それをめんどくさがるJのやりとり。
K「俺さあ、しりとりしたいんだよね、お前と!」
J「突然何よ。しりとり?何で?まあ、よくわかんないけど、いいよ。やるよ」
K「良し、度胸だけは認めてやる。だがお前の実力じゃぁ、俺には勝てっこねぇよ!出直して来な!」
J「何、何、何?何で?先に言い出したのはそっちじゃないか」
K「勝ち目のない勝負とわかっていて、なお挑んでくるとは。貴様、いい度胸だ!」
J「だから!もう誰だよお前。お前のそのキャラは何キャラだ!」
K「大 吟 醸 だ!」
J「……誰でもいいけどさ」
K「さ、三代目のお許しが出たところで」
J「出てないよ?三代目って誰だよ」
K「余計なことを訊くな!何が目的だ?さては、女バニからの刺客か!」
J「勝手に話が進みすぎてて、全く付いて行けないよ。今、何設定なの?この空間は」
K「はは~ん……そうやって、煙に巻こうって魂胆か。なかなか口の達者な奴だな、貴様」
J「待て待て待て。どっちかというと今、俺の方が煙に巻かれ気味よ?」
K「良し、分かった。じゃあ、しりとりしようぜ!」
J「全然噛み合ってないし、何を分かったんだよお前は。やだよもう、めんどくさい」
K「いいじゃん、やろうよ。しりとり嫌い?」
J「いや、別に嫌いじゃないけど、どうしようかな」
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