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故郷に帰った桃太郎は、村の幼なじみである『かがみ』と婚姻の儀を結び子孫を残した。
そして何年か後、自身の死期が迫っている事を悟った桃太郎は死地を共に乗り越えた、犬、猿、雉にこう言った。
『この先の時代、鬼神が復活した時のために君達に特殊な封印を施したいと思う、
もし鬼神が復活したらその時代の俺の子孫と共に再び鬼神と戦ってもらいたいんだ。』
二匹と一羽は桃太郎の封印を受け長きにわたる眠りについた…
そして、桃太郎は封印術の代償として、再び寿命を擦り減らし、その生涯を終えた……。
そして時が過ぎ、鬼神が再び目覚めようとしていた……
これは第二の桃太郎、宮原桃也の鬼退治物語である。
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