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やっと大学にも慣れ、ちょうど梅雨入りした6月のある日一一一
俺は彼女に出会った。
一一一一一一一一一一…
一一一一一一
ザーザーザー…
この日は梅雨入りでひどく雨が降っていた。
「やっべぇ!講義遅れるっ」
~♪~♪
「もしもしっ!?」
「爽太?次の講義でねぇの?」
「出る出る!今向かってるとこなんっ…」
バシャっ!!
「すいませんっ!!!」
ケータイに気取られて前を見ていなかった俺は誰かとぶつかり、突き飛ばしてしまった。
「…いたたー」
「マジですいません!!!
大丈夫ですか!?」
うわっ突き飛ばしたの女の子じゃん!?
「大丈夫ですよー」
そう言って笑った彼女の顔を見た時、俺は人生で初めて一目惚れというものをした。
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