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君が居なくなって
もう何度夏が来たかなぁ?
君の元へたどり着いた時には
私の元を離れてしまってた
あまりにも早すぎて
淋しくて、苦しくて
今、私はここから君を想っているよ
一緒にいた時間は僅かだったけど
君の分まで輝く事を
私は誓う
………ずっと
―――それからまた2年
あたしは20歳になった
綺麗に着飾った成人式
久しぶりにあった友達
その中に、
ユキは居ない
本当だったら、皆と一緒に迎えていたハズの成人式
ユキの時間は
あの時から止まってしまっていた
あたしは20歳
ユキは7歳
あたしの記憶の中のユキはあの頃のまま――
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