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これからも私は君と話しに来るでしょう
どんなに年をとっても
二人はトモダチだから――
今、君は雲の上で
私を見てくれている?
一緒にいた時間は僅かだったけど
あの日の輝きを
私は忘れない
………ずっと
――しばらく時が過ぎたある日
あたしはある場所に向かっていた
持ち物は白い封筒
そこは、あたしの家からさほど遠くはない場所
ゆっくり
ゆっくり
一歩一歩をかみしめて歩く
―――ユキが眠るあの場所へ
.
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