Genius1:世界を越えた少女

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はーい、質問。 ここは一体どこですか? なに、この果てしなく真っ白な空間は。 あっ、夢?これ夢か? 「残念、夢じゃねーんだよな。」 …ん!? 誰だ…このカッコイイ人。 顔がやたら整ってて、金髪で、瞳が深いブルーで……外人さん? 『…お兄さん、誰ですか?』 「ん?俺か?…俺の名前は、山田英吉だ。」 『……ブッ… ぎゃははははははっ!!! …か、顔と…名前の差が、は 激しすぎるだろっ…!あーははははゲッホゴホッ!!』 「お前…まじで消すぞコラ」 『すみませんでした。』 黒っっ!! お兄さん、黒いよ!! …って、山田英吉…? どっかで聞いたことあるような…… 『あーーっ!!…山田英吉って、さっきのメールの…』 「大当り~♪俺が、あの山田英吉だ。」 『ん?でもなんで山田英吉がここに?…ってか、ここどこ?』 「ここは異空間だ。…で、俺は神様ね。」 『…お兄さん、頭大丈夫ですか?』 「今、お前の頭を大丈夫じゃなくしてやろうか?」 『いえ、結構です。』 だから怖いって!! この人、冗談通じないから嫌いだ。
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