6人が本棚に入れています
本棚に追加
作業を終えた頃、ピカッと閃光が辺りを一瞬真っ白にしたかと思うと、凄まじい雷鳴と共に大粒の雨が降り出した。
「良かった、間に合ったー」
簡易の休憩所で寝転び、早く上がればいいけど…。降る雨をぼーっと見つめ、そんな事を思っていると、自然に瞼が重くなり、疲れていた体は眠りに落ちていった…
―――――
どのくらいたったのか。
明るさを感じ、目をあけると、晴れ渡った空。
まだ小雨は降っていたが、じきに止むだろう。
「よしっ、行くか…」
昨日同様、真っ青な空を泳ぐ。
.
最初のコメントを投稿しよう!