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ラルフのファントムガンダムがレアルアースにジェイを降ろした。
すでにハッチから出撃した、キース、ゴウ、バランも戦っていた。
そしてジェイもチェイサーガンダムにのり起動させた。
「各員聞こえるか!第一戦闘配備!!レアルアースは、モビルスーツ隊の援護をしながら、安全空域まで離脱!」
「キース、ゴウ、ラルフ、バラン!聞こえるか!?」
「レアルアースが安全空域に到達と同時に撤退する!!深追いはするな!」
「当たったなぁ」
とキースがジェイに言った。
「最悪のシナリオですね…」
ラルフがボソッと言った。
「なんで味方と戦ってんだよ!」
バランのルーラーガンダムの火力は凄まじかった。
「やめろ!みんなやめろ!同じ仲間だぞ!味方だぞ!」
ゴウのクラバーガンダムは量産型ワッズの武器だけを次々と斬った。
ピィ…
「こちらレアルアース安全空域に到達!!」
「了解だ!」
ジェイのチェイサーガンダムの人差し指の付根から撤退の信号弾が放たれた。
(ヒューン…パパーン)
5体のガンダムは南アフリカ基地を離脱した。
数時間後… 南極海域にレアルアースは停泊していた。
クルー全員がミーティングルームに集まっていた。
(ドカッ)
バランが部屋の壁を殴って言った。
「いったいどう言う事だ!」
ジェイが南アフリカ基地で聞いた、アイスランド基地の壊滅の調査報告として生存者ゼロ。レアルアースとガンダムの存在は軍の機密事項でまったく知られていないと言う事。
を全員に説明した後だった。
「宇宙革命軍、地球連邦軍から狙われる事になるわけだなぁ」
とキースが言った。
「ここでみんな聞く!この船を降りたい奴は降りろ…」
ジェイがクールに言った。
「そんな冷たい言い方って…」
クルーの一人が言った。
「それは違うよ…革命軍、連邦軍との戦いはもう避けられない…常に死が隣り合せって事だよ…みんな本当にそれでいいの…?」
ジェイの説明をゴウがさらに詳しく説明した。
翌日、船を去る者、残った者、がそれぞれ別れを告げた。
そして、残った者だけで、まだミーティングルームに集った。
「我々はもはや軍では無い…この船一隻の意志として行動して行かなければならない…ここで最終的決定をしなければならない!」
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