『終わりの始り』

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ここは地球連邦軍アイスランド基地。 主にモビルスーツパイロットの訓練所として、いつものように若手パイロットが日々訓練をしていた。 「目標まで、距離50!! 30キロ地点で作戦を開始する! いいか!実戦のつもりでついてこい! 」 訓練生4人は一声に、 「了解!!」 「ミッション地点到達! 作戦を開始する!」 「了解!!」 「こちら4号機!目標地点、威嚇・援護ポイントに到着!」 「了解した!」 「こちら5号機!レーダー回避飛行をしつつ、目標背後に回る。」 「了解だ!2号機!3号機は私についてこい!!」 「了解!」 「了~解!」<訓練所の管制塔にて> 「リバーブック隊か…。 いいチームに成長したな…。 隊としては十分な戦力になるだろう。」 とアイスランド基地の総責任者のニコラフが言った。 (ヒュュードドズドーン)と爆発音が響いた。 (ウォーン、ウォーン)と基地全域にサイレンの音がなった。 隊員の一人が、 「敵機確認!! 革命軍の艦隊とモビルスーツです!!」 ニコラフは、 「バカな!なぜこれほどの距離まで気付かん!」 と、強く叫んだ。 「各員戦闘配備につけ!! モビルスーツ隊を前へ! …あれだけは、なんとしても守らねば…。」 ニコラフは慌てて管制塔を出た。 その頃、訓練中のリバーブック隊も基地の異変に気付いていた。 「隊長!ありゃ、やばいぜぃ!」 と2号機のキース・サーフィンスが言った。 4号機のラルフ・アイアンハイドが、 「戦力が違いすぎる…。」 とつぶやいた。 5号機のバラン・マックデリスが、 「隊長!黙って見てんのかよっ」 3号機のゴウ・ミライが 「やめろ…やめろ…」 「おい…ゴウ!どーした?おい!」 と隊長はゴウに呼び掛けた。 ゴウはモビルスーツごと戦火の真っ直中に飛び込んだ!! 「やめろぉぉ~人が死じゃうだろうぅぅ!」 キースは、 「付き合うぜゴウ!」と、後に続いた。 バランも 「ゴウ!お前のそう言うとこ好きだぜ!」 と、飛び込んだ。 「まじかよ~ハァー」 とラルフも続いた。 「待て!お前ら!くそっ!まったく!」 と、先頭に立ち、 「リバーブック隊出撃だ! いきなりの実戦だ!遅れるなよ!」 キースは、 「隊長!策はあんのか?」 「あぁ…死ぬな!以上だ!」
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