『その名はガンダム』

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「各機聞こえるか!?これより、敵艦隊をたたく!軍艦6隻、モビルスーツの数30!我々はたったの5機だ!」 とジェイが通信した。 「ジェイ!問題ない!暴れるぜ!」 バランが言った。 「ゴウ!?聞こえるか?リベンジと行こうぜぃ」 とキースが言った。 「あぁ…僕はあいつらを許さない!!」 ゴウが静かに言った。 「なんでだろぅ…こっちはたったの5機なのに負ける気がしないね!」 ラルフがにこやかに言った。 「作戦を言い渡す!!各機好きに暴れろ!」 とリバーブックが言った。 ゴウとラルフは、 「了解!」 「それが作戦かょっ!」 キースが言った。 バランのルーラーガンダムが停止した。 「派手に行こうぜ!」 両肩・両腰のメガキャノン4砲、ビームバスーカー、シールド先端のビームバルカン、胴体中心にあるメガ粒子砲が一斉に敵モビルスーツ部隊へ放たれた。 (ヒュー…ドドーン!!) 「なっ!なんだ!今の攻撃は!ザルバが10体もやられたぞ!!」 「な…なんて火力だ…!?」 バランも驚いていた。 「ステルス・ミラージュ展開!!敵艦を叩きます!」 ラルフがバランの攻撃を見てモビルスーツを無視して敵艦を叩くことに専念した。キースのピアスガンダムがビームライフとキャノン砲を使い、次々と敵モビルスーツを撃破し、ジェイのチェイサーガンダムもバックパックから大量のミサイルを射出し、撃破した。 (ズキューン!ズキューン!ズキューン!) 「なっなんだ!こいつ!」 ゴウのクラバーガンダムは敵モビルスーツの集中放火を紙一重でかわしビームサーベルを二本抜き、ものすごいスピードで敵モビルスーツをぶった斬った。 敵艦の船内にて、 「敵モビルスーツ接近!……んっ?レーダーから消えました!」 (ドゴーン!ドゴーン!) 軍艦の一隻また一隻が海に沈んだ。 「ザルバ隊…全滅。船も我々だけです…」 透明に揺れるプレデターみたいなファントムガンダムが最後の一隻をアームクラッシャーで沈めた。 炎と煙りの戦場には5体のガンダムがそびえ立っていた。
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