エピローグ

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二人歩いた キスしたからなのか 彼は私の方を見ない でも手を離そうとはしなかった 私はそれがとても嬉しかった 突然彼が手を離した ポケットから携帯を取りだし 『ちょっとごめん💦』 と言って離れて行った しばらくしても彼は電話を切ろうとはしなかった 誰かと話し込んでる 時々 『やめろよ』 とか 『そんな事言うなよ』 と聞こえてくる そして切ったと思ったら 『…ごめん、急用が出来て… 今から行かなくちゃ…本当にごめん』 と言うと私を置いて 何処かに行ってしまった 残された私は 携帯のナビを使って迷いながら家まで帰った
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