逃げつづける人々

はじまり

それは、つい先日の出来事だった。

俺（風）は普通に学校へ行き帰ってくるという全く普通の学生だ。

迅も同じだ。

俺は家で疲れを癒すために仮眠をとろうとした。

すると電話がなりだした。
ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ・・・ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ・・・
ｶﾞﾁｬ

風「はい、もしもし」

すると突然頭が真っ白になり気を失ってしまった・・・

目が覚めるとそこは、俺の家ではなかった・・・

風（ここはどこだ？・・・）

そこは窓もなくただ真っ白な部屋で奥には大きなステージがある。

そして、いくつかのドアがある。

開けようとしたがどうやら鍵を閉められ、閉じ込められているようだ。

周りを見渡すといろんな人が倒れている。

よく見たら全員俺のクラスのやつではないか。

だが、なんか少ない・・・
全員ではないようだ・・・
風（迅はいるのか？）

そう思うとすぐ捜し出した。

しかし、

いない。

とりあえず起きてるやつに話を聞いてみる。