鬼ごっこ‡迅‡

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PM6:30 グゥゥ 何か音がしたので風花を見てみた。 すると風花は顔を真っ赤に染めていた。 迅「お腹すいたか?」 そう聞くと、ただ コクッ と頷いた。 迅「つっても、学校に食べ物なんてあんのか?」 風花「あぁ~!!ハンバーグ食べたい!ハンバーグ食べたい!ハンバーグ食べたい!!」 その瞬間!! 突然ハンバーグが三つ現れた。 風花「うそっ!?食べていいの!?」 目を輝かせながら問い掛けてきた。 迅「俺が毒味する。」 パクリ 迅「うん、大丈夫だ!!」 風花「やったぁぁぁ!!」 ビックリだ。 食べたい物が現れるなんて・・・ そこは優しいんだな。 気付くと風花は俺の分も残さず全部食べ尽くしていた。 迅「あれ?俺のは?」 風花「あ・・・・・・美味しくいただきました!」 満面の笑みで言われた。 迅「どんだけ腹減ってたんだよ・・・」 風花「エヘヘヘ・・・ゴメンね。」 迅「ま、いいや!なんでもでるみたいだし」 風花「ワーイ」 少しでもこんな平和な時間が長く続けばいいのに・・・・・・ そんなことを考えていた。 迅「今日はもう疲れたし、寝てゆっくり休むか。」 風花「そだね」 風花「待って!」 迅「ん?何?」 風花「寝るって・・・学校で寝るの?」 迅「そうだけど・・・なんで?」 風花「え!?やだよ!怖いよ!」 風花もやっぱり女子だし怖いんだ。 迅「大丈夫だって!寝てたらわかんないって!それにここしかないし」 風花「え?」 迅「え?じゃなくて、いいからもう寝るよ」 風花「う、うん。おやすみ」 迅「おやすみ」 そうして一日目が終わった。 PM11:30就寝
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