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隊舎に戻ってきて自分の部屋に入ろうとしたら涼平に呼ばれた
大地「どうしたんだ?」
立ち話も楽じゃないので廊下のソファーにみんなで座り涼平の話を聞くことに。
涼平「ティアナのことなんだけどさ。訓練を一緒にやってる時じゃなくて見てる時が一番よくわかるんだけどさ。度を超えすぎな時があってさ。なんつうか…」
大地「一生懸命すぎるんだよな…あいつ」
ヴィータ「なんかあるのか?」
なのは「うん…多分だけど…ティアナのお兄さんが関係してくるんだよ」
涼平「ティアナの兄ちゃん?」
モニターにティアナの兄を映し出して何があったのかを話始めた
なのは「ティーダ・ランスター。当時の階級は一等空尉。所属は首都航空隊。享年21歳。」
ヴィータ「結構なエリートだな」
大地「エリートの兄か…」
フェイト「エリートだったから…なんだよね…」
自分もエリートにならなきゃって言うプレッシャーがあったみたいだな
フェイト「ティーダ一等空尉が亡くなった時の任務…逃走中の違法魔導師に手傷は負わしたんだけど取り逃がしちゃってて…」
なのは「まぁ地上の陸士部隊に協力をあおいだおかげで犯人は掴まったんだけどね…」
それって…確か…
大地「どっかのハゲが言った。犯人を追い詰めながらも取り逃がすなんて首都航空隊の魔導師としてあるまじき失態で、たとえ死んでも取り抑えるべきだった…ってやつか」
フェイト「そう…」
クソ!!最低な野郎がいるからオレは嫌いなんだこの上のやつらが!!
涼平「…だからか…あんなに必死なのは…」
なのは「だからね…ティアナが無茶しないように見張っててね…」
大地「わかった、オレに任せろ!ティアナを無茶させない練習で強くなれたと実感できるような訓練を考える!」
なのは「大丈夫?センターガードの訓練だよ?」
大地「オレにやれないことはない!!」
なのは(あはは…ある意味心配なんだけどなぁ…)
オレにも1つや2つはティアナに教えられることはあるだろう!
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