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大地「なのはぁぁぁぁ!!!!」
難なくにガジェット達の全滅をして帰ってきたらなのはが、明日、話すつもりだったことがオレのいない合間に全部話してしまったらしい。
大地「ったく何やってんだよ…自分から話すって言ったろ?」
なのは「アハハ、つい…ね…」
大地「んで、ティアナは?」
なのは「さっき、あたしとお兄ちゃんで寄り添って座ってた場所。」
そうか、なら行く…あれ?あれあれ?前に進めないよ~?おっかしなぁ~!
フェイト「兄さん?私とはやてに隠れて何やってたのかな?」
はやて「そやで兄ちゃん。うちらに隠しごとするとあかんでぇ~」
は、はやてまで…つか襟ひっぱられて首しま…ぎえぇぇ!!
大地「はぁ…」
フェイトとはやての拷問からなんとか逃げだしようやくティアナと話せる
大地「おっ、いたいた」
なのはのいう通りに訓練所を通る階段にティアナが座っていた。
大地「よぉティアナ。」
ティアナ「大地さん…」
大地「聞いたろ大地さんの不甲斐ない過去を」
ティアナ「いえっ!あの!」
大地「冗談だよ。無茶したら、あぁなるぞぉ~ってことだろ?」
ティアナ「はい…」
大地「オレもさ、強くなりたいって必死だったんだぜ?」
ティアナ「えっ?あんなに強いのにですか?」
大地「ん?そうか?」
その問いにティアナが困惑していた。
大地「悪い悪い。だけどさ、オレはエリートじゃないぜ。人より魔法が上手く使える、ただの人だよ」
ティアナ「………」
ダメか…
大地「まっ、あくまで自分は凡人って言うんなら、凡人には凡人の頑張り方をしたらどうだ?」
ティアナ「凡人には凡人の頑張り方…」
大地「そう。無理にエリートぶられるよりよっぽどマシだからな」
ティアナ「あたし…頑張ってみます。凡人の頑張りを」
大地「なら明日から見せてくれよ。ティアナ」
ティアナ「はい!!」
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