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目が覚めた。
「夢か…。」
レオンはまず自分が置かれている状況を把握しようとした。
さっきの家と同じようなつくりか…。
たげと場所が違うぞ…?!
手は…拘束されていた。
武器は奪われていなかった。
「やっぱりバカだな…。」
そして一緒に拘束されているだろうはずの二人を探そうと辺りを見渡そうとする。
(カシャリ)
拘束具から悲しい音が聞こえる。
「クソッ…泣けるぜ。」
その時彼は背後に何かの気配を感じた。
「敵か?!」
レオンは首だけ振り返った。
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