4月13日 17:58 南校舎廊下
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ところどころ欠けたリノウムの床が続く廊下は薄暗く、夕闇に溶け込もうとしている。 家庭科室の前で鍵を開けようとして、ふと、手を止めた。 人の声がする。 姿は見えないが、どうも、階段の方から。 若い女性の声。 これは、生徒だ。 とうに下校時刻は過ぎている。 運動部などは、まだ残っているところもあるが、校舎内には残っている生徒はいないはずだった。
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