rebellious age

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ある日、学校に行った。 何人かは挨拶をくれた。 でも陰でコソコソ 話されてる感じがした。 席変えをしたらしく 自由に決めたのか、 私の席の周りには 陰湿系な人が集まってた。 私は暫くこないうちに 一段と無口になって 気付いたら友達も減り 仲良くない人とわ 喋れなくなっていた。 だから朝きても、 「おはよう」の挨拶が 返せなかった。 「うん」って相槌だけで 私は精一杯だった。 授業が始まると 不良生徒が騒いで 色々なモノを壊し 授業になってなかった。 先生は役に立たないな。 授業は何とか進行され 2時間目、3時間目、 4時間目‥と進んだ。 4時間目は自習だった。 と、不良生徒が私に 話しかけてきた。 あまり話さない人だから 体と喉が緊張を帯びる。 「あ、きてたの?!」 私は首を縦に振る くらいしかできず、 気付くと彼は移動して みんな1人1人に何かを 聞いているようだ。 そして彼はまた私の 所にやってきて 「お前の親何歳?」 私は声を振り絞って 答えを告げた。 「婆ちゃんじゃん!! こいつの親婆ちゃん!!」 大声で彼はみんなに 私の親が婆さんだと 言い振らした。 私は馬鹿にされたんだと 少しして気付いた。 気付くと周りの人が こそこそ笑って何か 喋っている。 何人かはきっと、 私の母を見たことがある。 もう参観日にはくるなと 言ってあるからあまり みた人はいないんだろうけど。 きっと見た人の目には 変な人だなって映って いたはずだ‥恥ずかしい。 何だか、辛かった。 その後の給食の時間は 牛乳を投げ付けられたり モノが無くなったり 菌を回されたり‥‥‥ いじめってやつが始まった。 女子からも嫌われて 話しかけてくれるのに 後で陰口をゆってるのは 何でなんだろう? 私が‥何か‥した‥? 暫くして学校には また行かなくなった。 勉強なんかいいよ。 友達も今はいない ようなもんだし。 実際あまり友達と 遊ばなくなってた。 みんな見てみぬふり。 心配の声も同情の声もない。 人事だもんな。 いつの間にか私が 情けない恥ずかしい 人間になっていた。 みすぼらしい格好の 私は更にボロボロに なった気がする。 .
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