13人が本棚に入れています
本棚に追加
/75ページ
母には毎日暴力を
奮ってしまっていた。
私は説教を長々聞くのは
そんなに苦ではなかったが
母の色々な言動は色々
面倒でｲﾗｲﾗさせる。
｢今から洗濯するから｣
｢ﾄｲﾚ行ってくるから｣
｢今から電話するから｣
｢今からご飯食べるから｣
｢牛乳飲んでもいい？｣
｢父さんがお金取ったよ!｣
｢今泥棒がきたよ!!｣
全て別に言う必要の
ないことや変なことばかり。
話さないようにしてるのに
話しかけられてしまう。
そっとしてくれよ。
私は怒鳴り散らして
全てが爆発する。
机をひっくり返し
ﾓﾉを割って、投げて
蹴りつけて‥
母を殴り引っ張って
引きずり回した。
そんな毎日だった。
母は毎日泣きながら
それを祖母に話す。
すると話が伝わり
叔母が家にきて
説教を始める。
母は何かあるとすぐ
祖母や叔母に電話する。
私のことに限らずだ。
この年になっても
母は自分の母を頼り
全く親離れしてない。
だからいつも私は
大体、叔母や祖母から
色々教育されてきた。
私の親は誰なんだ‥？
私の理想のお母さんは
料理して掃除して洗濯して
お弁当つくってくれて
子供と夫を誰よりも
支えてくれる人なんだ!!
こんな毎日ゴロゴロして
暗い部屋でテレビ見て
家事もまともにできない
自分の身なりもちゃんと
できない、人をどこまでも
疑うような汚い人間
母親として務まるか!!
情けないよな。
いつまで親に頼る気？
もっとしっかりしてよ。
私はそう思うばかりで
母の嫌な所ばかり見てた。
父は父らしくない。
私の暴走を見てからは
更に私とも話さなく
なっていた気がする。
父のことはずっと嫌い
じゃなかったのにな。
.
最初のコメントを投稿しよう！