No.1 -始まってしまった-

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モナカの顔らしい。 「おい!!」 どうしたモナカ、水に流されたか? 「俺は排泄物じゃねぇ!!」 じゃあ生ゴミ。 「酷い!!お前は!?」 腐った生ゴミ。 「ありゃりゃああああぁぁ!!?」 取り敢えず亡者(笑)は居なくなった様だ、モナカを連れて行けばいいものを。 「嫌に決まっているだろ!!」 だが断る。 「何に!?」 お前の思い出に。 「意味分からねぇ!!」 分からないのはお前の顔だ。 「お前もだろ!?」 当たり前じゃないか!! 「あれーーー!?」 (ピンポーン) ん?誰か来たみたいだな、モナカ2号か? 「俺は量産されてねぇよ!!」 量産型モナカのくせに、ヒートロッドは? 「ねぇよ!!」 じゃあ踏み台に……。 「俺を踏み台にしたぁ!?……って何を言わせる!?」 知らん!! 「少し黙れ!!」 よし分かった!! 「じゃあ喋れ!!」 黙れカス。 「何これぇ!?」 (ピンポーン) おっといかん、モナカ359号を忘れていた! 「何か増えてるし!!」 よし、モナカ逝ってこい!! 「お前が逝け!!ってかガムテープで縛られちゃ動けねぇよ!!」 全く使えない奴だな……。 「お前のせいだろ!?」 こうしてモナカの我が儘により俺は玄関へ向かいドアを開けた。 そこに居たのは……。 「アソビニキタヨ?」image=275922919.jpg
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