女子高生M美

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「なんだかなぁ」 少女は、雑踏の中で立ち止まった。 夕刻の繁華街は、時間に追われた人々が行き交っている。 <そのボール、拾ってくれませんか?> 「えっ!?」 少女は、慌てて振り返る。 そこには相変わらず、無尽蔵な人の流れがあるだけだ。 ふと、足元を見下ろすと、黄ばんだボールが少女に拾われたそうに転がっている。 人波を気にしながらその場にしゃがみ込み、黄ばんだボールを拾い上げた。 「何これ?」 マジマジとボールを眺める。
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