本音

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♪♪♪――‥         部屋に着信音が響き渡る。                                 画面には“社長”の文字。                  あたしは深呼吸をして電話に出た。                             『遅いじゃないの瑞希。』   「すみません‥」       あたしは、ため息混じりに怒る社長に謝った。                                       『‥‥まぁ、いいわ‥‥ここから用件よ。テレビ取材が決まったわ。』             社長は喜んでいないみたいな声だった。                           「え‥‥」          やっと‥言える‥                      『でも。出させないわ。』   一瞬自分の耳を疑った。                                  「どう言『どう言ぅも何も。父親にあって話したらあなたは仕事をやめる。NO'1に上り詰めておいて、勝手に辞めるなんて許すはずがないでしょう?むしがよずぎるのよ。』          なに‥‥それ‥                                                     「騙してたの‥‥?」     震える声で聞いてみた。                                  『今頃気付いたの?』
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