本音

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湊はあたし擦れて途切れ途切れの説明を最後までずっと聞いてくれた。                            ずっと静に聞いててくれて‥                 ぎゅっとおかしくなりそうなあたしを支えてくれた。                     そのままあたしは泣きすぎて寝てしまったみたいだった。                   起きたらベッドの上に居て瞼にはまだ冷たい濡れたタオル‥                  隣には湊が優しく包んでくれていた。                            あたしは、湊に自ら抱きついた。                              ぎゅぅぅぅぅっ‥                      どうか‥この温かさだけは消えないで‥そうずっと想いながら湊に抱きついてまた眠った。
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