1133人が本棚に入れています
本棚に追加
/204ページ
「あら?今は紅野 瑞希ちゃんって言ったほうがいいかしら?」
くすくすと高笑いする女‥
なによ‥あたしはもう愛美じゃない!!
「貴方のこといろいろ調べさせていただいたわ。可哀想に‥‥」
‥!‥同情なんか‥いらない‥
「とでも言うと思った?あたしは同情なんかしないわよ。しても特がないじゃない。」
タバコをくわえて書類を見ている。
「モデルになる気はあるの?いぇ‥‥見返しましょう?貴方のこと同情するバカな人間達を‥‥‥」
なんで‥こんなにあたしのことを知ってくれてるの‥‥?
「やります‥」
まだ信じない‥‥でもこの人なら信じれる日がくるかも‥‥
女が立ってあたしに近づいてくる‥
「雪のように白く透き通ってる肌‥漆黒の髪‥整った顔‥あなたはあたしが一番にしてあげる。」
あたしをゆっくり抱き締める。
最初のコメントを投稿しよう!