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「社長‥あの人って‥?」
あの瞳の男‥
「湊?あれは他社の子なんだけど男性誌NO.1モデル藤崎 湊<フジサキ ミナト>それがどうかしたの?」
社長は煙草を吸いながら首を傾げた。
湊‥ミナト‥‥‥‥
なんだっけ‥
聞いたことあるかもしれない‥
「いぇ‥別に。」
おかしい‥‥なぜか視線が必ず合うなんて‥
「湊に惚れた?ダメよ~湊は好きな子が居るみたいだから~全然なびかないのよ~」
そんなのじゃない‥
あたしが思ってるのはそんなことじゃない‥‥
「スタジオに居たから聞いただけです。」
きっぱり言うあたしをくすくすと社長が笑った。
「次湊がこのスタジオ使うのよ。まぁ仲良くなるのは勝手よ?」
おかしそうに笑いながら社長は仕事に戻っていった。
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