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「瑞希が好きなこと諦めねぇから‥」
突き通るみたいな真っすぐな視線‥
思わず視線を反らしてしまう‥
「瑞希さん?早くしないと」
あたしの背中を軽く押すマネージャーの藤塚 健吾。
湊になにか耳打ちをしている。
全く理解ができないままスタジオに戻った。
【余計なことを言って瑞希さんを困惑させないで貰えるかな?
湊くん。瑞希さんの邪魔だよ。
あの子は社長お気に入りでね‥
NO'1になる子だ‥
いくらメンズでNO'1でも‥最近仕事がなくなってる見たいだね?
そんな人と瑞希さんを一緒に居させられないよ?
瑞希さんも迷惑がっているみたいだしね。】
藤塚のヤロー!
なにがNO'1だ‥
クソくれぇじゃん‥
社長の飼い犬のくせに‥
‥‥なのに何も言い返す暇がなかった‥
悔しい‥
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