最初の日

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修一は彩夏に連れられて私鉄の駅に辿り着いた。    (《この電車に乗るのか!?》  こんな電車初めて見たぞ。  だけど、この電車に乗らなくちゃいけないんだ) 彩「ハヤト兄ちゃん、早くしないと乗り遅れちゃうよ」 修「あ、ぁぁ」 彩「怒ってるの?」 (相変わらずビクビクしている) 修「えっ、僕が怒るわけ無いじゃないか」 彩「また僕って言った」 修「俺は怒ってない。 これなら良いのか?」 彩「うん」 (彩夏はうなづいた) 彩夏は修一を残し二つ目の駅で降りていった。 修一は更に二つの駅を過ぎると自然に足が動き電車から降り、改札口を出た。
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