最初の日

8/10
前へ
/47ページ
次へ
まったく見覚えの無い町なのに、良く知っているような気がして、足が自然に動き、修一は忍ケ丘高等学校の前に辿り着いていた。 『きっとここが学校なんだ』と、修一は思った。 校内に入ろうとしたら門扉は閉まっている。 辺りは静まり返り生徒の姿はまったく無い。 『あれ?』
/47ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加